レザークラフトを始めてみた。初心者が初めてパスケースを作った感想

最近、レザークラフトを始めました。

以前から革製品にはなんとなく魅力を感じていたのですが、革は高いものだと思っていて、自分で何かを作るという発想はあまりありませんでした。

ところが調べてみると、材料としての革は思っていたよりも安く手に入ることを知りました。

「思っていたより手が届くものなのかも」と思ったのがきっかけで、なんとなく興味を持ち、実際に始めてみることにしました。

まだ作ったものは1つだけなので、今回はレザークラフト初心者が初めて作品を作ってみた感想を書いてみます。

初めて作ったのはパスケース

最初に作ったのはパスケースです。

ただカードを入れるだけではなく、自分が実際に使いやすいものにしたかったので、いくつか入れたいものを考えて作りました。

カードを数枚入れられるようにしつつ、お札も入れられるように二重にしてスペースも作りました。

また、免許証などを取り出さなくても確認できるように、透明な素材を使って表面が見える部分も作っています。

正直うまくいかないだろうし、2個目でちゃんと革も考えて作ろうと思っていたので失敗前提で挑戦したつもりです。

制作時間は5~6時間くらい

正確に時間を測っていたわけではないので、あくまでだいたいの時間ですが、完成までに5~6時間くらいかかったと思います。

ただ、動画などを見ながら作っていたので、途中で手が止まっていた時間もあります。

そのため、純粋に作業だけをしていた時間が5~6時間というわけではありません。

初めて作るものだったこともあり、作業の一つ一つを確認しながら進めていたので、思っていたより時間がかかりました。

最初にかかった費用

道具については、Amazonで販売されていたコンプリートキットのようなものを購入しました。

価格は約11,000円でした。

中には、菱目打ち、ハンマー、丸錐・菱錐、トコノール、ボンド、糸、針、革に目安線を引くための道具、ゴム板、コバを処理するための道具、ヘラなど、レザークラフトを始めるために必要そうなものが一通り入っていました。

最初から個別に道具を選ぶのは難しそうだったので、とりあえず一通り揃っているものを選びました。

パスケース自体に使った革などの材料費は、キットに付属していた道具や糸などを除いて考えると、だいたい1,500円くらいです。amazonで1500円くらいで売っているA4サイズの革を7~8割くらい使って、小さい端切れがいくつか残ったという感じです。

後々色々調べてみるともっとよさそうな革の端切れとかがワンコインで買えたり、とにかくもっと安く買うこともできるのでちょっともったいないことしたかもなぁと反省してます。

実際に作ってみて、一番難しかったこと

実際に作ってみて難しいと感じたのは、革を切ることと、サイズを正確に合わせることでした。

型紙を作って、その通りに切ればきれいにできると思っていたのですが、実際にはなかなかそう簡単にはいきませんでした。

型紙は正確に作っても革に合わせて切ってみると、目で見ても分かるくらい多少のズレが出てしまいました。

今考えると、型紙をマスキングテープなどでしっかり固定するなど、もう少し丁寧に作業すればよかったのかもしれません。

もちろん、それだけが原因なのかは分かりません。

初めてだったので、道具の使い方や力加減など、まだ分かっていないことも多かったと思います。

一番大変だったのは「縫う」こと

難しかったという意味では革を切ることでしたが、作業として一番大変だったのは圧倒的に縫うことでした。

レザークラフトでは、菱目打ちなどを使って革にあらかじめ穴を開けてから縫っていきます。

ところが、穴を開けたからといって簡単に針が通るわけではありませんでした。

針が通るくらいの穴は開いているはずなのに、実際に縫おうとすると針がなかなか通らないことがあります。

そうなると、結局かなり力を入れて針を押し込むことになります。

感覚的には、作業時間の7~8割くらいを縫うことに使ったような気がします。

もちろん正確に計ったわけではないので、あくまで体感ですが、それくらい縫う作業が大変でした。

個人的には、裁縫道具の指ぬきはかなり欲しいと感じました。

逆に、思ったより簡単だったこと

意外だったのは、革に穴を開ける作業です。

始める前は、ハンマーで何度も叩いて革に穴を開け、かなり力が必要なのではないかと思っていました。

しかし実際にやってみると、思っていたほど力は必要ありませんでした。

ハンマーを使って叩くだけなので、作業そのものは意外と簡単でした。

ただ、今度は力加減が分からないという問題がありました。

最初の頃は、どのくらい叩けばいいのか分からず、必要以上に深く突き刺してしまうこともありました。

やらなすぎると針を通すのがきつく、やりすぎると革が裂ける可能性が上がる。

このあたりも、何度か作っていくうちに感覚が分かってくるのかもしれません。

初めての完成品を見た感想

そして完成したパスケースがこちらです。

正直に言うと、完成した直後は「思っていたよりきれいにできなかったな」というのが最初の感想でした。

特に、革の裁断が少し曲がっていたり、縫い目がまっすぐになっていなかったりして、細かいところを見るとかなり粗さがあります。

初めて作ったのだから仕方ないとは思いつつ、完成品を見たときは少し残念な気持ちもありました。

ただ、実際に使ってみると印象が変わりました。

自分で作ったから愛着がわいたというのもありますし、サイズや構造を自分で決めたので欲しい機能が全部あり、満足できるものとなりました。 

ただ、余裕を持って作ったつもりだったのですが、実際に縫ってみると、縫う位置が少しずれただけでカードやお札を入れる部分が小さくなってしまいました。数ミリのズレでも完成品には意外と大きく影響するんだなと実感しました。

「きれいに作れなかったから失敗だった」というより、初めて作ったものだからこそ、このくらいでも十分楽しめたという感覚です。

レザークラフトを始めてみて分かったこと

実際に1つ作ってみて、レザークラフトは思っていたよりも気軽に始められるものだと感じました。

もちろん道具を揃えるための初期費用はかかりますし、実際に作ってみると難しい部分もあります。

特に、革の種類や道具の種類が多く、「次に何を作ろう」「この革は何に向いているんだろう」と考え始めると、まだまだ分からないことだらけです。

始めたばかりなので、どの革をどんな作品に使えばいいのかなど、そこまで考える余裕はまだありません。

それでも、自分で使うものを自分で考えて作れるというのは面白い。

最初の作品は見た目だけを見れば決してきれいとは言えませんでしたが、実際に使ってみると愛着も湧いてきます。

まだ1つしか作っていない初心者ですが、レザークラフトを始めてよかったと思っています。

これからもう少し作っていけば、今よりきれいに作れるようになるのか、それとも別の難しさが出てくるのか。

そのあたりも含めて、しばらく続けてみようと思います。

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